3月9日 雪のち晴れ

起床してデッキで舞い降りてくる雪を眺めながら本を読んでいたのだけれど、寒すぎてやめる。
朝食。子供たちはすぐに読了していた『ワンピース』の111巻をやっと読む。

5寸細リム皿。なんだか去年の途中から小さい皿に惹かれるようになってきている。原点回帰かな。大きい皿も好きだけれど、小さい皿も好き。両端に好きがある間での制作は全部好きになるので気持ちが良い。昼休みにスウェーデンの古い木鉢の裏に彫ってある文字についてChatGPTに色々と聞いていたら、これまで謎だったことが解決した。ありがたい。

漆仕事。3寸面取鉢。途中近所で珪藻がたくさんいそうな場所を見つけたので、顕微鏡観察のサンプル採取。薪運び。3寸面取鉢。顕微鏡観察。夕飯はトマト鍋。

冬は本当に鍋物ばかり食べている。

--------------以下雑記
・社会に生きる個人の特殊性。
・現在に普遍性はない(こういった思想はたくさんある)。
・特殊性の交わりとしての相互理解でしか社会は成立しない(こういった思想もたくさんある)。
・ある意味ものづくりは普遍性のようなものが特殊性に転化していく現場。
・工藝は普遍性の死の上に成立し、普遍性の代替物をつくりだすこと。
・ものづくりは普遍性を喪失しながらそれを回復しようとする運動。
・一旦一般論に発散させて、もう一度工藝について問い直す。
・日常の実践で僕たちは救われる。
・諦める(受け入れる)ことについて。

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日光で珪藻は増殖する。