3月7日 雪だったり晴れたり

起床。いつもよりゆったりと過ごして、忙しさを紛らわせる。たまに現実逃避すると自分を外から見られるような気がして落ち着く。朝食。色々と考えごと。

名刺入れの彫模様。漆仕事。彫模様(まだ全然終わらない)。5寸丸厚皿。

昼食。少し読書。

6寸丸厚皿、7寸丸厚皿。名刺入れ。木地が完成。丸厚皿3サイズの裏面タッチ。今回の名刺入れはこれから深雪さんにやってもらう工程が長い。僕は文章作成と配置のアイディア出し。yaichiさんで12月に急遽個展を入れていただいた。今からめちゃくちゃ楽しみ。

夕食はパスタ。いつも食べ過ぎる。少し読書。今日は思いついたことがとても多い。

------------以下雑記
・変わらないものを作ろうとしても変わらないものはない。原子は組み合わせを変えることで様々なものに変化していく。その変化を認めることを変わるべきでないものとして表現する。
・問いを立てることで次の問いが生まれていく。
・私たちは複数の小宇宙の重ね合わせに生きている。
・その小宇宙は自ら押し拡げなくてはならない。
・押し拡げ過ぎると着目点の数が減少し、数多の価値観の相違は見かけ上激減し、我々には危機が訪れることになる。
・生物欲も無生物欲もやはり方向性を持っている。はじめにヒトはあらゆる方向に無限の長さで欲を持っていると規定してので当たり前のことである。
・ものとの接し方によって軸がずれる。使用者は基本的に軸をずらす。
・「僕が欲しいものを作る」を作るという僕のものづくりの一番の大枠は、今回語る工藝論の軸とはずれている。軸はヒトの話をするときにずれやすい。
・ものをものとして見るのか、ものをヒトというものを通して見るのか。
・違う軸にあっても投影できる。ベクトルの分解。
・古い北欧の木のものは常に見える場所に置かれていた。