20日は箱根で泊まって、21日はまず仙石原のススキを見に行きました。おそらく一番よい季節でとてもきれいでした。

kan3.JPGその後、箱根の山を下って、静岡県の函南町へ。たくみ塾のときの後輩たちがKANNAMI LABO.という工房を準備中なので、興味津津。3人は春にうちにも遊びに来てくれたのですが、そのときは場所もなにも決まっていない状態でした。その後すごい勢いで良い場所を見つけて大改装中。まず、建物の外観はこんな感じ。牛乳瓶の洗浄工場だったということですが、10年以上使われていない状態だったそうで、2t以上のゴミを捨てたそうです。雨漏りはすごいし、汚れはすごいし、でも広くて住居兼工房にするにはもってこい。

kan1.JPG2階に3人の部屋、ギャラリースペース、工房、ダイニングキッチン、お風呂などあります。全部自分たちで作った場所。部屋やギャラリースペースはこれから床張りなどまだまだいろいろやることありそう。でもすでにいい感じになっていました。僕が今の家に引っ越してきた時は、もうすぐ子供が産まれるというタイミングで、「とにかく暮らさなくては」という状況でした。赤ん坊がいる中、住みながらの改装は一苦労。必要な所から一つ一つですが、なかなか進みません。彼らはそれに比べれば身軽なのでしょうが、やらないと住めないという状況はもっと大変だったと思います。でも一気にできるのはうらやましい・・・。

kan2.JPG工房も広い広い。僕らの工房より広いかも。明るいし、景色もいいし。ここから生まれてくるものが楽しみです。工房の一角にお風呂があるところもとてもいい感じ。お風呂場も自分たちで作ったそうです。できるまでは近くの温泉に行ってたとか。
もうすぐ機械も入って動き出す工房。半年前の僕たちを思い出しました。


kan4.JPG工房の隅にあるスツールに腰掛ける?娘。ご満悦の様子。もともと工場だったこともあって、いろんな古い道具が残っていたそうです。娘の隣にある棚の鉄脚も。ダイニングにも面白い椅子がありました。




kan5.JPGここの3人。お昼ごはんを御馳走になりました。キッチンは僕らが来る直前に壁を塗ったり、いろいろとしてくれていたようです。とてもきれいで細かいところまでこだわりがありました。うちのキッチンも早くどうにかしないと・・・。まずは太い梁に打ち付けてある化粧合板をはがして、壁を塗って、扉を交換して、床もどうにかしたいし・・・。1週間はかかりそう。その前に薪ストーブを取り付けないと。


ということで、とても刺激を受けた訪問でした。彼らの仕事が始まったら、また改めてご紹介させていただきます。僕も頑張らないと。