さて、続きです。

標高が500mあるこの付近もようやく暖かくなり、
あちこちで春の風景を見られるようになった。

夕方、二人でさんぽをするついでに、
食べごろの野草を摘むことが日課のようになっている。

きのうはフキノトウとタンポポ。
いつもなら天ぷらになるところだが、
若杉さんの本をお手本に、「フキノトウの甘酢漬け」と
「タンポポサラダ」を作った。
フキノトウは、その苦味と甘酢が絶妙に相まって、
春を感じずにはいられない。
タンポポは生のままゴマ油、酢、醤油、こしょうで味付けしただけの
シンプルなものだが、まるでルッコラのような風味がして、
野っぱらで摘んだものとは思えない一品となった。

今日はつくし。
大量のハカマをとるのは、なかなか大変な作業だが、
慣れてくるとけっこう面白かったりする。
二人で黙々と取り続け、
tomさんが「つくしのシンプル炒め」を作ってくれた。
ゴマ油と醤油で炒めただけなのだが、
これがもう絶品!ごはんがすすむ、すすむ。

食べることに夢中で、写真撮りをすっかり忘れてしまいました。
写真がないと、なにがなんだか全然わからないので、
これからはちゃんと撮るようにします。