昨日は少し朝寝坊してしまった。
連日のお出かけで、ちょっと疲れがでてきたのか。
玄関を開けて外に出ると、心地よい朝の光と鳥の声が迎えてくれる。
今日も清々しい天気。

午前は家から40分ほどかかる町へ出て、
生まれてくる赤ちゃんの肌着やおむつを購入。
予定日より早まりそうと聞いて、ちょっとあせり気味だったので、
これでようやくひと安心。

帰り道で椿を見つけ、少し頂戴する。

午後、食事をすませてから、それぞれの仕事に向かう。
わたしは相変わらずPCとにらめっこをしている。
今はそれも楽しい時間。

夕方、おとなりさんからベビーベッドをいただいた。
先日は友人からもチャイルドシートなどをもらったし、
いつの間にか赤ちゃんグッズが充実してきた。本当にありがたい。

いま、赤ちゃんの体重は2500グラムくらい。
あと少し大きくなったら、いよいよご対面･･･。楽しみで仕方がない。
最近、おなかがよく張るし、この子も生まれる準備をしているのだそう。

そういえばこないだ、お世話になっている方と話をしているとき、
「昔は数え年だから、生まれたときを満１歳と言っていたけれど、
確かにおなかの中で10か月、ちゃんと生きているんだから、そう考えるのが当然なのかもね。」
と聞いて、なるほどなぁと思った。

誰が教えるわけでもないのに、お母さんから送られてくる酸素や栄養をしっかり吸収して、
すくすく育って、やがて時がくれば自ら生まれ出てくるんだから。
みんなそうやってきたんだから。
生きるちからっていうのは、もともと備わっている。
だからわたしたちは、それを引き出す手助けをしてあげたらいいのかも。

そんなことを考えながら、ふと縁側に目を向けると、
古びた板のうえで、椿が気持ちよさそうに佇んでいた。