土曜の朝に出発して仙台へ向かう。研究室時代の後輩の結婚式。

遠い。すごく遠い。初めての磐越道はなかなか気持ちがいい。特に磐梯山が見えてくる辺りからは。しかし、東北道に入ってからもまだ100km以上あるとは。7時間かけて会場へ到着。

結婚式は、いつもの通りとても幸せ。自分のことのように大変嬉しい。久しぶりに仲間たちとも会えて、この後の展開がだいたい見えてくる。披露宴が始まり、幸せな雰囲気の中、しばらくは皆おとなしくしていたのだが・・・。お色直しの直前、ふと新郎を見ると・・・めちゃめちゃ食べてる!ここからはもう皆本領発揮でとても面白いことになり、面白い写真もたくさん撮れて満足。2次会、3次会と久しぶりに何も制限なく楽しめたような感じがした。まあ、それはともかく、おめでとうございます。

100N-0333_DSC.JPG日曜日は忙しい皆を置いて、松島へ。体調いまいちだけれど、とりあえずあたりを一周する遊覧船に乗ることにする。一人で乗るところがちょっとつらい。それにしてもあたりにカモメがたくさんいるのが気になる・・・と思ったら、かっぱえびせんをカモメの餌として販売している!船が動き出したら最後、それを購入した人たちが大量にデッキに溢れ、餌を取り出し始めた。船と併走するカモメたちは、投げられたかっぱえびせんをキャッチしているものがいるかと思えば、人が手に持っているものをつまんでいくものもあり。静かに島を見たい僕みたいな人間にとっては、もう何が起こっているのか分からない。非常に苦痛な時間を過ごす。100N-0345_DSC.JPG
しばらくすると少しはカモメも減ったようだ。大きな島もあれば小さな島もあり。全部で260くらいと言っていたような気がするが、カモメに気を取られて良く覚えていない。大きな島には人も住んでいる。小さな島でもほとんどの島には木が生い茂っていた。自分でボートを持っていて走り回れたらとても楽しいだろうなと思った。とにかくカモメなのである。



100N-0366_DSC.JPGこの後まだいくところがあったので、早足で雄島へ。古くから信仰の島(とはいっても短い橋を隔ててほとんど陸続きだけれど)だったようで、小さな島内には岩窟がいたるところにあり、ちょっとした遺跡のようだった。「これ持って帰れるよな」と思いつつバチがあたりそうなのでやめておく。もっといろいろと見れば良かったけれど、早くカモメから逃げ出したかったので松島をあとにする。

東北道を南下して磐越道へ入り、会津若松へ。・・・つづく。