
まだこの前の週末のこと書いてます。日曜日は上野へ。東京国立博物館でレオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像展を見る。この展示会の目玉はなんといっても受胎告知なんだけど、・・・見られる時間が少なすぎる。もっとずっと見ていたかったのに。この絵については、いろいろと変なところがあるとともに、空気遠近法などの素晴らしい技術も垣間見られる。「右下から見ると普通」みたいな解説がしてあったけど、その解釈はどうかと思った。まだ若いレオナルド・ダ・ヴィンチがそこまで考えていたか?とても疑問に感じた。でも変なところは変なところで別に構わないのではないかと思う。要するに全体がどれだけ人に感動を与えられるかではないのだろうか。平成館の展示については、頭をフル回転させないと理解できないものが多いのに、周りに人が多すぎた。でも図録を買ってきたのでおさらいしよう。この人の考えていたことには、思い込みも多々あるのだけれど、それでもやはり稀有の天才。何がすごいかというと、まずはそれらを疑問に思い考えること。
ちょっと時間があったので、平常展も見て廻る。画像は、お気に入り①。
つづく。
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