下の子供達を寝かしつけるときに本を読んでいるのですが、今週は今泉忠明監修の『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(高橋書店)です。

ゆっくり面白おかしく少しずつ読み進めているのでなかなか終わりそうにありませんが、生物の多様性やタイトル通り進化の不思議が垣間見える本で、子供が読んでも大人が読んでも面白い。毎晩みんなで笑いながら読んでいます。タイトルに「ざんねんな」とありますが、もちろん残念なわけではありません。どうしてそのように進化してきたのか、なぜ生き残ってこられたのかを一つ一つ考えさせられます。

さて、ここで我らがホモサピエンス。様々な生物の多様性を認めることはできるものの、自分たち一種の中の多様性をなかなか認めることができない。これは一体どういうことなのでしょうね。こんなに脳が大きくなって知性と言われているものを得ることができたのに。それこそ「ざんねん」なのではないでしょうか。あるいはもしかしたら他の生物でも同種の中の多様性というのは忌み嫌われるものなのかもしれない。

今晩は「メガネザルは目玉が大きすぎて動かせない」から。子供たちはまた笑って寝られそうです。

今日は漆仕上げのものの木地を制作〜1度目の漆。