今日なにかをしているときにふと小さい頃のことを思い出した。クロスカントリースキーをしていた小学生のころ、アイロンなどの道具がなくてもできるワクシングを教えてもらった。まずTOKOのブロックワックス(当時たぶん一番どこにでも売っていて安いものだったと思う)を滑走面にゴリゴリとすりつける。ストッキングにコルクブロックを入れて、ワックスののった滑走面をひたすら磨く。それだけ。摩擦熱で溶けたTOKOのワックスは滑走面表面をきれいにコーティングして、余分はストッキングにくっついてくる。たったこれだけなのに、滑りはSWIXのセーラFを彷彿とさせるものがあった・・・ような気がする。それくらい12歳の僕は驚いたのだった。

いま作っているお盆を磨きながらそんなことを思い出した。