100N-0045_DSC_6.JPG以前から彫っていた太子像が先日出来上がった。出来上がったというか、出来上がったことにしたと表現したほうが正しいかもしれない。彫っている時にはいろいろと納得いかないこともあり、どう見てもおかしいところがたくさんある。あるのだけれど、「出来上がった」ことにして、うちの古箪笥の上に置いてみると、そんなことはどうでも良くなり、しっかりと仏像になった。これはどういうことなのだろうと考えてみたけれど、よく分からない。わかる必要のないことなのかも知れない。