100N-0085_DSC.JPG今日は朝早く目覚めてしまい、昨晩友達と飲んで遅く帰ってきたつれあいの邪魔をすることから一日が始まった。7:30からはキッコーマンについて少しの知識を蓄え、9:00からは角偉三郎さんの椀はやっぱり魅力的だよなと思った。従来の常識(これは科学の場合でも間違えのことが多い)を覆す価値観を見出すこと。はじめは認められないかも知れないけれど、あきらめないこと。

そんなこんなで、家の家具メンテナンスのはじまり。あるものはキヌカ(米ぬかを主原料にしたオイル。精神的な抵抗ゼロで使えるし、何より手入れすることの楽しさを感じられるので、気に入っています。)で磨き上げる。あるものは乾いた布巾で磨き上げる。木っていうのは、なでてあげたり磨いてあげたりしただけ、答えを返してくれる素材の一つ。作業後は家具も嬉しそうだし、僕も嬉しい。こんな時間がとても好きだ。

で、高山の国分寺でやっているという八日市へ。どんなだろうなぁ?と思いながら行くと、つれあいと二人で「なんか少ないね」という感じで少ないだけでなくて、結構想像と違う世界が展開されていることに気がつく。しかーし!入ってすぐのお店に「おぉ!」ってやつありました。そうめんをいれる古いガラスの器。実家でも夏はこういうのを使ってて、「やっぱり夏はそうめん。そうめんっていえばあれだよなぁ」と思ってたやつ。見るからに格安ガラスを使ってあるようだけれど、そんなことは関係なく美しい。しかも!お店のおばちゃんは3つで500円って言ってる・・・。とりあえずやりすごして、ほかを見るものの特に心惹かれるものなし。もう一度戻ってきたときには、おばちゃんはおじちゃんに変身していた。つれあいが、「2つください。」するとおじちゃん、「はい、100円」ときた!ということで、1ヶ50円のガラス製そうめん入れ。最高である。

お昼は、国分寺通りにある「たぐる庵」で。はじめてきた中華そば屋さん。ランチセットは、中華そば、飛騨牛の牛丼、サラダ、冷奴、漬物、メロンにさくらんぼで、800円と書いてある。早速二人で注文。中華そばは、全く主張せず、白いご飯のような感覚で、コテコテを求めていないときには結構美味しい。ほかのものもいわゆる「おふくろの味」という感じで、ほんわか。面白いお店を見つけた。